8月16日の日本テレビのお昼のニュースで
風疹の流行が拡大していると報道されていました
厚生労働省によると8月5日までの2週間の間に
風疹の患者数は38人もいたそうです
今年になってからの患者数は96人で、
去年1年間の93人をすでに上回っています
感染した人の多くが首都圏の30代から50代の男性でした
お盆の間に人の移動が活発になるので
関東地方に住んでいなくても注意が必要とのことです
妊娠中の女性が風疹にかかると
障害を持つ子どもが生まれることがあるため
厚労省は、予防接種を受けていない人や
妊娠を希望している女性は予防接種を受けるよう呼び掛けています
風疹は症状がでる1週間前から周囲への感染力があります
しかも、成人の多くは症状が軽いと、
継続して出勤しているケースが多く
感染拡大の一因として問題になっています
当クリニックでも妊娠初期の風疹の免疫力検査で
多くの方が「免疫力がない」と診断されています。
すでに妊娠している方は妊娠中の風疹予防接種は受けられないため
せめて、ご家族の方に受けにきてもらうようにしてください